版とび(版持ち不良) |
印刷中に版の画線部へのインキ着肉が悪くなり、印刷物濃度が極端にうすくなる。 |
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原因(確認事項) | ||
インキ | 用 紙 | 印 刷 |
●感脂性が不足している。 | ●用紙表面から剥落した紙粉がブラン上に堆積し、画線部を傷める。 |
●湿し水のH液が強すぎて画線部を不感脂化する。 ●印圧が強すぎて画線部を傷める。 ●水棒付ローラーの当りが強すぎて、画線部を傷める。 |
対 応 | ||
●グロスタイプのインキを混入し、感脂性をあげる。またはOPニス、超光沢メジウムを5〜10%添加する。 |
●コンパウンドを2〜5%添加してインキタックを下げる。 ●一段階軟調なインキを使う。 ●空通しをする。 ●用紙を交換する。 |
●H液の入れすぎに注意する。 ●印圧、水棒付ローラーの当りをチェックする。 |
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